2010年3月15日月曜日

本「自転車で健康になる」【10年009冊目】

今回はこんな本を読みました。

著者 : 中村博司
日本経済新聞出版社
発売日 : 2009-06-02
 「自転車は徒歩よりも環境にいい。」、ってのは聞いたことがあった。なぜなら、同じ1kmを移動する際に出す二酸化炭素の量が徒歩時に比べて自転車時の方が少ないから。自転車を組み立てる際のコストがかかるので最初は分が悪いが、時間が経てば経つほど自転車の方が効率的と言えるようになる。
 片や、健康に視点を移して運動効果は徒歩と比べてどうなのか、ってとこがこの本には結構細かく書かれていて、勉強になりました。結論から言うと、こちらも自転車の方が徒歩よりいい。運動強度としても移動速度が速く、ストップ&ゴーを繰り返す自転車の方が強い為、同じ時間を徒歩で移動する場合に比べて運動効果、ダイエット効果共に自転車の方が高いそうです。
 そして、「1日1万歩」という徒歩での健康基準も若干補足が必要なんだそうな。ダラダラ歩いて1万歩と、急いで歩いた1万歩だと運動量としては全然変わってくるので、ある程度負荷のかかる状態で歩かないと徒歩でも運動効果を得ることはできないんだそうだ。まぁ、感覚的にもそうなのかなと思いました。
 あと「内臓脂肪は普通預金」「皮下脂肪は定期預金」っていう表現が初めてで新鮮でした。個人的には内臓脂肪の方がお酒を飲むとたまってく、とかで重そうなイメージがあったんですけど、脂肪は内臓脂肪から取られていくんですね。あまり区別して測ったことはないけど、少しは減ってるのかな。。。
 「1週間で5kg痩せた人とかがよく雑誌とかに出ているけど、どこにも脂肪が5kg減ったとは書いてない。大抵は水分が減っただけ」というのも、「確かに」と思いました。そうですよね。単に体重が増えた減ったでなくて、本来は何が減ったかを気にすべきだなと思いました。まぁ結果的に落としていければいいんですけど、あんま雑誌とかの言葉を鵜呑みにするのは危険だな、、と。
 あと、本の中で紹介されていたツアーや「ツール・ド・うどん」とかの企画はおもしろそうなので参加してみようと思いました。笑。だんだん、知ってる知識も増えてきて楽しくなってきてます。^^vよかったら健康増進のために一緒に自転車乗りませぅ~。

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