2010年8月1日日曜日

俺たちが代わりに怒られてやっからw

金曜日。
近くの海岸地区のお祭に声をかけてもらって、お手伝いをしてきました。

場所は埠頭公園。
今日は、海岸(地域の名前です。港区芝浦地区のすぐ隣。)の子供たちのためのお祭でした。
このお祭のすごいところは、「子供は全ての食べ物が無料」なこと。

好きなだけ食べたらいい。好きなだけ遊んだらいい。

小さい子供にお金を持たせて、何百円てお金を取って、「お金が足りない」とか「みんなで食べれない」とかってつまんない思いをさせるくらいなら、そんなルールやめようぜ。

俺たち大人や、地域を守っていく行政がそれでできなくなったら終わりでしょ。そんなお祭ならやらない方がいいよ。もっとお祭に行くワクワク感、楽しさを純粋に感じられるお祭にしようよ。お祭は金儲けじゃなく、地域のコミュニティ作りのためにやるんであって、そこをもっと大事にしようってコンセプトを大人側がしっかり共通意識として持ってる。


僕は、噴水池に浮かべたカヌーに子供たちに乗って楽しんでもらう「カヌー体験試乗コーナー」のお兄さん(おじさん)してました。子供たちを列に並ばせて、ライフジャケット着せて、子供たちのプライドを損ねないように応援したりアドバイスしたり、オールも持てないくらいのちっちゃい子の時にはカヌーも引っ張って。親御さんが写真撮りやすいように邪魔にならないように、、。笑。
合間に差し入れでもらえるビール飲んだりおにぎりとか焼きそば食べたり、地域のみなさんの話聞かせてもらったり。

区議や行政に携わってる人も来てたり、一緒にベイアップ(芝浦港南地区の地域の魅力アッププロジェクト)やってる人とか水辺フェスタ企画してる人たちとか、スポーツ指導員の人とか、、いろんな人と話させてもらって、なんか本当に楽しいし、「人ってすげぇ~」とか思いながら過ごしてました。

もちろん大人はこういう風にしたらそれだけ金銭面に関してはキツイのかもしれないけど、そんならそれだけ普段頑張るっかないでしょって、それ以上の何かを求めてみんなこのお祭に笑顔で参加している。こういう地域の仲間に入れてもらえてすごく嬉しく思うし、自分には子供はいないけれど、この地域の子供たちを守っていくためにも、俺ももっともっと頑張っていきたい、いかなきゃな、とか気持ちを新たにしたのでした。


そして最後は噴水池からボートを引き上げて、子供たちに開放。
普段は入れない噴水池に、1年に1回だけ子供たちが入ることを許してやる。
暑い夏の楽しい恒例イベントになってるみたいで、続々と子供たちが集まってきてはしゃいでる。

「今日はだけはパパママに怒られたら、おじさん達が『噴水池で遊ばせてすいませんでした』って謝りに行ってやっから、好きなだけはしゃいどけ!!」

この港区に住んでいるんだから、港区ならではの思い出をたくさん作ってあげたい。
カヌーは長瀞に行かないと乗れないわけじゃない、海岸の子供たちは、自分の育った街でカヌーに乗れるんだ。そんな街に育ったんだってことに愛着を持ってもらえることが、育った街が好きだって思ってもらえることが最終的には自分たちの自助となっていく。
こういう考え方をみんなが持って、お祭に参加して、たくさんの人たちが力を合わせて運営してる。

ここに住んで良かったって、本当に今日は思いました。

あー楽しかった!!

おいしいビールも、食べ物も、子供たちの笑顔も、みんなで作った思い出もごちそうさまでした!!!

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