2011年1月17日月曜日

本「企画の教科書」【11年03冊目】

僕の趣味は、何かを企画することです。それは、テレビ番組や大企業の新製品とかそういう規模の大きいものではないですが、仲間を集めて一緒に何かをやっていくことはおもしろいな~と思ってます。その企画のネタになるようなことは、基本的には普段の生活の中で自分が感じていることとか、話の中で出たことだったりします。

で、それを他の人はどうやって考えてってんだろう。って思って読んでみました。読んでみた感想。やっぱり自分のアプローチは間違ってないとは思ったけど、もっと多くの人が関わるおちさんらしい考え方というか、ついてこれない人がいなくなるように段階的に話をその企画に持っていく筋書きみたいなものの精度が高いなと思いました。

ただ、広くいろんな人に伝えたいって思いは持っていても、その広い人たちは画一的ではないのだから、なるべく細かいケースに興味を持って、サンプリングして、企画に活かしていくスタンスは似てるなぁと感じました。

企画って、その人の人間性がすごく出ると思います。だからこそ、見られている緊張感もあるけど、それで喜んでくれる人たちを見れると企画者って自分のことみたいに喜べるんだと思います。そして、よりおもしろいものを作っていくためには、自分の中にある企画を外に出して、否定されたりしながらアドバイスも受けながらいいものにしていくことが必要かなと思ってます。その過程で、自分の弱さとか甘さを知っていくことになる。それでも本当にやりたいのか?を考えさせられることになる。そんなプロセスを経て作っていく企画だからこそ愛着もあるし、みんなが楽しめるものになるのかなとも思います。その中で、協力者が少しずつでも増えていくと加速していくんだけど、そういう出来事もおもしろい。

文化祭の準備をしていて、「当日が来ないといいのに」って思えるくらいにワクワクしちゃってる状態でスタッフ仲間で話してるのって本当に楽しいです。

なんか、いろんな人の企画についての考え方を知ってみたくなった1冊でした。今までにあんまり企画をしたことない人にとっては全体像を知るとこから入れるのでとってもいいと1冊だと思います。よかったらぜひ。^^

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