2011年1月25日火曜日

映画「ジュラシック・パークIII」【11年16作目】

著者 :
ジェネオン・ユニバーサル
発売日 : 2012-04-13
 小さい頃から、恐竜が好きです。かっこいいから。想像力をかきたてるから。
 で、その「好き」が「甘かった」に変わったのが1作目のジュラシックパークでした。中学か高校の頃だったろうか。怖すぎて泣いた。ドキドキしすぎて心臓の音が聞こえた映画なんて、初めてだったかもしれない。
 ただ、3作目ともなると緊張感はだいぶ落ちますね…。実際問題、期待値を超えない映画だったなと思いました。恐竜の怖さがほとんど感じられない。そして、これは映画館での回転率の問題なんだろうか?壮大な物語のハズなのに1時間半くらいであっという間に終わってしまって、「監督はこの作品を本当に作りたかったのかな?作らされてないかな?」とか思ってしまいました。
 あと、この映画を見て思ったこと。一番伝えなきゃいけないことこそ、一番伝えにくいことなのかもしれない。本当は、息子の捜索をお願いしたいんだけど、絶対に断られるから自分の冒険のガイドとしてお願いする。本当は、お金はないんだけど、それじゃ引き受けてくれないからあることにする。本当は、みんなが納得する形で研究を続けたいけど、利害が対立することが目に見えているから片方の都合だけ押し付ける。
 自分の場合もそうだ。思っていること、全部吐き出してしまえば、随分楽になるんだろう。でも、何かが邪魔してそれを吐き出せない。ただ、それが吐き出されないことで、巻き込んでしまう、嫌な思いをさせてしまう人もいるし、抜け出せなくなることもあったりする。
 だけど、じゃなんでもかんでも伝えればいいのかって言うとそうでもない。だから難しいんだけれど、どうしてもコミュニケーションには駆け引きの要素も含まれてしまう。「こう言ったら、こう反応するんだろうな。」って相手の反応が予想できるから、こちらはそれに併せてあらかじめ対応してしまう。
 これは、当然だし大事なことなんだけど。自分たちにできるのは、「そういうケースもある」という認識を持っておくべきことなんでしょうね。想定外のことが起こる可能性を想定しておくというか。ま、これも人生の楽しみの一つにできればいいですね。^^精進精進。

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