2011年7月18日月曜日

本「アイデア会議」

著者 : 加藤昌治
大和書房
発売日 : 2006-10-27
おもしろいアイデアを形にしていくのに、アイデアの数って絶対に必要だと思います。
どれだけ出せるか。出しているうちにアンテナの感度もあがるし、アイデアの質もあがってくる。
まずは量を出すことがどれだけできるか、ってすごい大事だと思うし、そんなアイデアを出せる人でチームを組んで、何人もいていつもおもしろいアイデアの中でブレストができたら楽しいなぁと思って、周りの仲間にアンケートをお願いしてみたり、ブレストに入ってもらったりしてます。

アイデアをたくさん出せる仲間にそのアイデアの出し方を聞いていくと、そのやり方ってみんな違ってる。自分のやり方を持ってる人が多いけど、やり方は自分で見つけて、自己流を確立してる人が多い。
ちなみに僕のやり方は、割とざっくりコンセプトとか大枠を決めて、それを人に話しながら詰めていくことが多いです。だから、一人で考えて最初に出すものの完成度はかなり低いと思います。でも、その分数を出せる。ジャンルをあまり限定しないで動いているので、そのそれぞれの活動の中でのいいところを橋渡ししながらアイデアのストックを増やしているので、そういう動き方ができるのが自分の強みなのかなと思ってます。

2011年7月17日日曜日

本「ハイ・コンセプト」

大前さんの本は個人的に学びが多くて好きで何冊か読ませてもらってますがこの本は自分が「新しいこと」を考えるのが好きだったのもあって手に取りました。

「この人はどんな風に新しいことを考えるんだろう」「この人がいう新しいことを考えるってどういう意味だろう」、そんなことに興味があったので。読んでみた感想ですが、とっても良かったです。直観的な動き方、考え方をしてる人、あなたの時代が来ますよ!^^

「新しい時代」といってもこれまでのやり方がガラっと変わるわけではなく、これまでに積み上げてきたものをよりレベルを上げていくには新しいことをする必要があって、そのためにはこれまで後回しにされてきた要素がこれからは差別化要因として注目を浴びていくし、これまで「これができる人がすごい人」と言われていたことは変わっていくってことでした。

何年か前からそう感じていたし、だからこそIT業界に身を置きながら一見関係のなさそうなことも自分としては必要になるタイミングが来ると思って取り組んできた。結局、「できなくていい」っていうことは一つもなくて、「(こっちと比べると)重要度を落とさざるを得ない」ってことがあっただけなんだと思います。
全部できた方がいいに決まってるし、「できるけどやらない(もっと得意な人がいるから任せる)」ってことがあっても「できないからやれない(からできる人に任せる)」になっていたら、後手にまわっていくのかなと思います。

自分の可能性を限定しないこと。自分で経験することを大事にすること。そういうことを大事にしながら、クリエイティブとか遊ぶことを楽しんでいければいいのかなと思います。これからに活かせそうな1冊でした。