2012年11月30日金曜日

本「君に成功を贈る」

著者 : 中村天風
日本経営合理化協会出版局
発売日 : 2001-12-01
数々の偉人を育てた中村天風さんに興味があって読んでみた本。なんだか「~だぜ」とかって語尾が新鮮で、親しみやすく男らしい感じもしました。笑。そしてそんなに特別なことは言ってないことがまた、基本の考え方の姿勢だったり行動を徹底することこそが一番大事なんだろなぁ、とも思いましたね。一度読んでみるのはとてもいいと思いました。

本「ノルウェイの森 下」

上巻を読み終えて、僕の場合普通は別の本を間に挟んでから下巻を読むけど、この作品は早く次が読みたいと思わせてくれましたね。一気に読んでしまった。一番印象に残った場面は、楽天的に考えすぎていた主人公が現実は悪くなっていったときに感じたギャップというか、自分の無防備さでした。そういうこと、自分も多々あるので。いい方に考えたいけど、最悪の場合も考えながら動いていかないときっとどっかで痛い目を見る、そんなことを思い起こされた一冊でした。

本「ノルウェイの森 上」

先日のブンジ飲みで「国分寺が出てくる」って話に出てきたのがこの作品でした。確かに津田塾も玉川上水も出てきましたね。^^住んでる場所の近くが話に出てくると、まるで自分もその物語にいてすれ違ったりしてるのかなとか思えてきて嬉しくなります。作品自体は、「村上春樹」をじゅうぶんに感じさせてくれる作品で、自然とどんどん読み進んでってしまう感じがしました。たまにセリフを褒める場面が出てくるけど、そういうのってわかるなぁ。そういう人にはなれないけれど。

2012年11月25日日曜日

本「大菩薩峠〈9〉」

他の本にも寄り道しながら、少しずつ読み進めた9巻目。登場人物それぞれの個性はより濃く出てきたなと思います。そして場所が一度出てきた場所で書かれていたからか、あまり景色の描写はなくいきなり人のやりとりに入ることが増えてきたように思いました。物語を書いていくには、まずは場所の景色を書いてから場面に入っていく、でも何度も同じ場所を使えばそこが省略できるようになっていく。それが物語のテンポを上げていく要素にもなるのかな、と思いました。

本「友がみな我よりえらく見える日は」

奥多摩トレックリングで紹介してもらった一冊。西国立の駅が出てきたり、意外と多摩の話もありました。アウトローというか、一般的なレールを外れて生きている人たちにスポットを当てて書いていて、そういう人たちはそういう人たちで自分の場所を見つけたり、自分でその場その場で判断しながら、同じ時間を過ごしている。人生、いろいろですね。悩んでるのも、うまくいかないのも自分だけじゃないよなーって思わせてくれる一冊です。

本「世界で勝負する仕事術」

母校の中大電電の同窓会誌にて、新任教授として著者の寄稿があり、その挨拶の中で紹介されていた本。どこかで会うかもしれない新しい先生がどんな人か気になって読んでみました。半導体の、特にフラッシュメモリの世界では最前線を駆け抜けてきた人だけあって現場の話も、世界の話も細かい技術の話もわかりやすく書いてあってとても興味深く読めました。「日本を良くするのは俺しかいない!」そんな風に言える技術者に出会ってみたいと、自分もその端くれとしてもっと頑張らないといけないなと思った一冊でした。

本「いのちの川」

多摩川について知りたくて、読んでみた一冊。多摩川に対する愛情はもちろん、口だけじゃなくアイデアを出し、行動し、それで実際に少しずつ変わってきている多摩川が語られていて希望を持てる一冊でした。そしてまだまだ自分は多摩川のことをなんにも知らないんだなと。また多摩川沿いを走るときは、少し多摩川の中ものぞいてみたくなりました。^^

2012年11月23日金曜日

本「選ばれる営業、捨てられる営業」

職場の先輩に「読んでみてほしい(もっと言えば、きじブックスに載せてほしい)」と言われてもらった本。今はバイヤーになることはあるけどサプライヤーではない仕事が多く、そっちの立場で読んでいたけど「いるなぁ」って思う営業マンのことがたくさん書いてあって参考になりました。基本的なことをしっかりと積み重ねて、自分にできることを増やしながら、自分ができることを考えていく。その愚直な繰り返ししかないなと。周りの人たちのいいとこは吸収して、自分の良くないところは固執せずに変えていくことをもっとやっていきたいと思う一冊でした。

本「東京旅行記」

東京散策の走りとなった一冊ということで、読んでみました。浅草や銀座はもちろん、吉祥寺や国立、奥多摩まで多摩も含めて東京中を巡っていて、一緒に歩いているような感覚にしてくれる書き方がとっても良かったです。この人、文章抜群にうまいですね。自分の経験したことをしっかりこうやって形にできる、そしてそれが他の人にとっての楽しみにもなっていることがとってもいいなぁと思いました。東京にもまだまだ知らないところがある。もっといろいろまわってみたいと思わせてくれる一冊でした。

マンガ「夕凪の街 桜の国」

映画の前に読んだ、マンガ版。国分寺のどこかが出てくるって話だったけど、出てこない。。と思って調べたらマンガではなく映画のロケ地が恋ヶ窪だったんですが、話はとても考えさせられました。複雑なストーリーでも簡単に読めるようにするのがマンガなのかなと思いますね。1コマ1コマというよりも大きさやテンポで話の流れをうまーく表現してるなーと思いました。マンガだけでなく映画も一緒に見るとより深いとこまで見に行ける作品だと思いました。

本「緑のダム」

多摩川のことを調べていて出てきた「緑のダム」、その中身を知りたくて手に取った本でした。論文調というか研究対象としての緑のダム、森林、河川、流域圏の生活について書かれていて、若干難しいところもあったけどどんな風に研究がされているのかはよくわかりました。
それと、日本各地での森林や河川管理と地域づくりをつなげて取り組んでいる事例は多摩川の上流域でも活用できるのでは、と思えることも多く、「国内のそういう事例について、多摩川上流域での認識や取り組み」について調べてみるのが今後の自分のテーマかなと、一つの階段になった一冊でした。

2012年11月22日木曜日

本「小売・流通業が知らなきゃいけない物流の知識」

物流業務について知識がゼロすぎたので、読んでみました。初心者にわかりやすく全体像から書いてあるので読みやすく、へぇ~と思いながら読んでいました。著者が導入や改善の際にキモになったポイントも事例を交えて紹介されていて、名だたる企業の裏側の事情が垣間見れる気がして読んでいておもしろかったです。光の当たりにくいところでも、改善していけばすごい効果がありそうだと感じました。

2012年11月19日月曜日

奥トレ忘年会&報告会2012!

こんばんは、きじです。

なんだか一気に寒くなりましたね~。もう年末まであとわずかです。
忘年会シーズンですね。

そんなわけで、お待たせしました!
今年一年の感謝を込めて、今年は奥多摩トレックリングでも
忘年会を開催したいと思います!^^

日程は12/9(日)!
事前のアンケートで、これまでの参加者が一番集まれる日に決めました!

場所は早稲田のレトロ
ふわとろオムライスが最高です!^^

当日は、今年奥多摩で企画した全16回の奥多摩トレックリングを
ワイワイ写真と共に振り返って、思い出話に花を咲かせて乾杯しましょう!^^

これまでに来てくれた人たちはもちろん、
「今年参加できなかったけど来年ぜひ行ってみたい」って方にも
奥多摩トレックリングを知ってもらえるいい機会にもなるんじゃないかな~と
思うので、ぜひ遊びにきてもらえたら。^^
みんなで楽しく忘年会しましょ~☆

「奥トレ忘年会&報告会2012!」

◆日時:2012/12/9(日)18:00開場、18:30乾杯、21:00解散
◆会場:Le cafe RETRO(東西線早稲田駅2番出口徒歩5分)
    http://www.lecaferetro.jp/
◆費用:4000円
◆最大人数:30人
◆参加連絡:こちらのフォームから参加連絡をお願いします。
◆その他:
・レトロ特製ふわとろオムライスがたくさん食べれます!
・パーっと飲み放題+レトロオリジナルマンガカクテルも一部飲めますよ~!
・クリスマス前だし、プレゼント交換的なこともやるかも!?
 ⇒これは参加者に連絡させてもらいます☆
・あとfacebookをやってる方は、そちらでもイベントページを作ったので
 参加表明をお願いできると嬉しいです。どんな人たちが集まるかもわかるかも!?
 https://www.facebook.com/events/529227020423711/

なにはともあれ、今年一年参加してくれた人たち同士の親睦を深めること、
そして来年の奥トレがもっと楽しみになるように楽しく過ごせるといいなぁと思うので、
みなさんのご参加をお待ちしてます。^^

ではでは、よろしくお願いします~☆

2012年11月17日土曜日

映画「紅の豚」

著者 :
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日 : 2002-03-08
昔見たことはあったけどどうにも印象が薄くて、こないだのジブリのインタビュー本に触発されて改めて見てみました。
やっぱり印象が結構違ってました。その理由が自分の中にインプットされてるものが増えたからなのかはわからないけど、ジブリの中ではメッセージが少ない映画って言われると確かにそうかもな、と思いました。
空を飛ぶのがたとえ一瞬でも、飛べない豚はただの豚とか言われないように健康の管理と新しい挑戦は続けていきたいなと思います。

映画「夕凪の街 桜の国」

著者 :
東北新社
発売日 : 2012-06-28
広島を舞台にした映画だけれど、一部恋ヶ窪が出てくるということで見てみました。確かに出てきた出てきた。原爆の話は、先日の日輪の遺産といいブルーインパルスの由来といい、最近よく出くわすのは原発の話からの流れもあって意識がどこかでそっちに行ってるからなんでしょうか。とかも思いました。
そして、2世代、3世代と世代を経れば薄れていくのは血のつながりだけでなく、持ち物や思い出・物語も同じだけど、薄まる分広がりもして、その広がりの中に自分の時間も流れていると思うと、人がつながっていくことでそういう物語の一部に自分も参加しているのかな、とか思いました。
僕たちは、一度は死んでしまえばいいって思われた人たちなんだっていうセリフが印象に残りました。

本「やめないよ」

先日のフットサルW杯でも話題をさらったカズさんの本を見つけたんで、読んでみました。
Jリーグが開幕した頃からずっと走り続けているカズさんの姿勢には本当に見習うことばかり。スポーツマンシップもさることながら、好きだからやっている、好きなことに妥協したくないっていう姿勢が本当に素晴らしいと思います。
自分もそんな姿勢を大事にこれからも日々を積み重ねていきたい。またカズさんの試合を見に行きたいと思った一冊でした。

本「人生、飄々と。」

先日、御岳美術館に行った際に著者の彫刻を見つけて、調べてみたら本も出していたので読んでみました。とってもおだやかで話に打算的なものがない純粋さが伝わってくる、作品同様にあったかく自然体な本でした。
こういう人の周りにいると、どうにも優しくなれそうな気がする。国分寺の隣の国立や谷保の昔話がたくさん出てきたのもおもしろかったです。もっといろんな作品も見に行ってみたいと思いましたし、国立もやっぱりいいなぁと思いました。

本「マッカーサー」

GHQのマッカーサーが日本に来る前に何をしていたのか―日輪の遺産を読んで、マッカーサーは親子2代でフィリピンを統治していたときに莫大な遺産を作っていたと聞いて、気になって読んでみました。マッカーサーは一度日本に敗れ、フィリピンからオーストラリアに逃げた。そしてそこで一緒に逃げた部下たちで組閣し直し体制を立て直して、フィリピンを再奪回し、その奪回後の占領政策でのテストを経て日本の占領政策を進めていった。社会の教科書にはそこまで書いていなかったので、初めて知ったマッカーサーの姿がたくさんありました。そして偉い人の部屋が大きい理由に得心できたのもこの本でした。そうか考えるとき、歩きながら考えをまとめる人は昔から多かったんだ。そんなこんなで、歩きながら考えることの効果を改めて見直したのでした。

本「もりおかのガキ大将」

月にまつわる好きなエピソードをつぶやいていたら、CVJの先輩がこの著者から「昔聞いた話」だと教えてくれて、興味があって読んでみました。盛岡にこんな人がいたんだ。子どもたちのために、自分の住んでる地域のために自分にできることに本気で正面から取り組んでいて、文章にもとても熱というか、魂がこもっていました。ぜひどこかでお会いしたかった1人だな、と思いました。

2012年11月11日日曜日

本「アユ百万匹がかえってきた」

今、多摩川はタマゾンと呼ばれるほど色んな生き物で溢れているけど、そんなタマゾンもかつては洗剤の泡立つ汚い川だった。そんな川がどんな歴史を経て復活に至ったのか、これからどんなことが必要なのか、流域住民にできることは何なのか―。
今年奥多摩を何度も自転車でサイクリングしていて、下流に来るとやっぱり下流に来てることがわかるくらいには多摩川に親しんできたけど、まだまだそこでどんな人たちがどんな川を見てきたのか、その川の中にはどんな世界があるのか、知らないことばかりで嬉しくなりました。
まだまだ多摩川、一生遊んでいきたい川としてできることも考えていきたいなぁと思いました。

2012年11月10日土曜日

映画「あしたのジョー」

空手道場長の元気さんにオススメされて、観てみました。髪型とかは違ってるけど、雰囲気は確かにジョーでしたね。今日できることを精一杯やって、やっとくる明日ってのを僕も見てみたいと思いました。それと、走らないとな。。

本「ブルーインパルス」

先週末の航空祭でも大観衆を前に素晴らしい飛行展示を見せてくれたブルーインパルスの本。第五福竜丸が水爆実験で被爆したことがきっかけで『ゴジラ』が生まれたこと、原爆の閃光と「ブルーインパルス」の関係、東京オリンピックで描いた五輪の輪、そして事故の記憶と、知らなかったブルーインパルスが盛りだくさんでした。もっとブルーインパルスのこと知りたい、という人にはオススメです。^^

本「頭がいい人、悪い人の“口ぐせ”」

奥多摩トレックリングで"コミュニケーションの秘伝の書"として紹介されていた本。いろんなよくある口ぐせについて著者の見解が述べられていて、確かに参考になる面もあったけれど、少し上から目線な物言いが気になりました。
著者の口ぐせは、「愚かとしか言いようがない」ですかね。じっくり読めば、作者は伝えようとして書いてることがわかるけど、そこまで我慢できずに読むのをやめてしまう人もいそうな本でした。

本「ついにやってきた!電気自動車時代」

これからの街づくり、地域づくりに環境視点からいえば自転車と並んで必要となるのは電気自動車だろう、という仮説の元、少し勉強を始めていて手に取った一冊。電気自動車を本気で知ってもらおうとしている熱意の伝わってくる一冊でした。各社の状況の他に、環境視点での問題点、逆に解決できそうな方法、そのためのアプローチも口で言っているだけでなくできる部分は既に実践した上で本になっているので、説得力もあるしわかりやすいです。もっと知識として蓄えながら、自分の考える未来の解像度ももっとあげていきたいです。

2012年11月6日火曜日

奥多摩トレックリング#15イベントレポート!

さて、11月に入って街の木々もすっかり色づいてきたこの週末、僕はまたもや奥多摩トレックリングに行ってきました!

前日の航空祭に続き、天気は超快晴のパーフェクトサニーデイ!
そして現地スタッフの情報によると、今回の行く予定の日原方面は最高の紅葉状況とのこと。^^
たまりませんね~!

というわけで、早速レポートしていきたいと思います!^^

◆いざ出発!

まずはいつも通りにJR奥多摩駅に11時に集合。
もうね、この時点で雲ひとつない晴天に恵まれて、みんなの笑顔がまぶしかったですね。
今日はこの天気、絶対楽しくなるに決まってますからね~。^^

そしてお店特製のサイクリングマップを配ってちょっとしたガイダンスをした後に、今日もお世話になるレンタサイクルのトレックリングへ!

「こんにちは~!」
「あ、どうもどうも。お~○○さんお久しぶりです~!」
「やー、今日はいいっすね!もう間違いないっすよ~!」
「スタッフ抜けて、一緒に行っちゃいますか!」
「いやマヂで行きたいっす。笑」

なんて感じで僕らもスタッフもみんなゴキゲン。
天気がいいってのは、何をしても気持ちがいいですね☆

今回は僕を入れて9人の大所帯なものの、なんと半分以上がリピーター!
嬉しいですね~、奥多摩のこともサイクリングも気に入ってくれて何度も来てくれるなんて。
ありがたいし、そんな仲だからもう参加者もスタッフもみんな和気あいあいです。

そして借りる自転車は、今回はいつもと違って登りメインの日原方面に行ってみようということで、全台電動自転車でお願いしてみました。^^

参加者の趣向に合わせて好きな自転車を選んでもらって、初めての方にはスタッフから自転車の簡単な講習も。中には、何年振りの自転車がいきなり電動自転車でおっかなびっくりな方もいたけど、しっかり教えてもらえるので安心してくれたみたい。

行ってきまーす!

今回は出発写真を奥多摩駅の駅舎をバックに撮ってみました。
山小屋風の駅舎が絵になりますね~(若干指が入ってるケド気にしない。笑)

そしてこの奥多摩駅の2階にあるアースガーデンマルシェで今日のお弁当を調達!
奥多摩キャンプのときもいただいた塩麹豚弁当@500円なり!おいしくてリーズナブル、そして日原方面はご飯を食べるところが非常に少ないので、マルシェの存在は本当に心強いです!
いつもありがとうございます!

そしてお弁当をバッグに入れて、いよいよ出発です~☆
それにしてもいやぁ、いい天気だ~。^^

奥多摩駅と廃線跡の橋を見降ろして。

木々も色づいてますな。

のんびりサイクリング。
◆川辺の日なたでピクニック

そして、走り始めて20分くらいで、最初の休憩スポットに到着。
走り始めてみると、天気もいいし景色も最高なんですが、意外と日影が寒い。。
まぁ標高は都心と比べたら既に400mくらい、一般的に100m標高が上がると気温は0.6℃下がるので、400mで2.4℃低い計算になります。
なもんでお昼をどこで食べようかと思っていたら、いい日なたスポットがありました。^^

その名も、「白妙橋」。
ここ、ものすごく揺れる橋で僕的にはとても楽しいんですが、いくつか橋板のネジが外れてます。
あんまりはしゃいで落ちないようにしてくださいね。とか。笑。

みんなおそるおそる橋の上へ。

橋からの景色。トロッコも見えます。

そしてこの橋のわきに小さなけもの道があって、そこから川辺に出られます。わーい♪


無事に降りてきました。

ボロボロのイスが。

そしてここで待ちに待ったお昼ごはんです。
日なたの川辺でご飯なんて、気持ちいいじゃないですか。^^

外でのご飯はやっぱいいすね!

噂の塩麹豚弁当!
◆倉沢のヒノキへ

そしてのんびりしつつも次の目的地へ向けて再出発!
奥多摩の森もどんどん深まっていきます。

大自然バンザイ。

ゆっくり進んでいると、どうやら見えました「倉沢のヒノキ」への入り口。
ここからは自転車を降りて、山道トレッキングです。
写真の通り、徒歩15分で着けたとしたら相当早い人なんじゃないかなと。。笑
僕らはゆっくり、休憩もしながら登っていきます。

休憩も空気がよくて気持ちいい。

そしてようやく着きました、「千年ヒノキ」こと「倉沢のヒノキ」!
東京で一番大きなヒノキの木は、まとう空気が神々しかったです。

倉沢のヒノキ。

そしてこの大きなヒノキの木の下で、毎回恒例の自己紹介も兼ねての読了本交換会。
今回は僕はこちらの4冊を持ってってみました。

先日青梅にあるバカボンのパパ、赤塚不二夫の記念館に寄った際に買ってきた一冊。バカボンやおそ松くんを地で行く生涯は記念館の中でもいろんな写真で見せてもらってたけど、いろんなエピソードがおもしろおかしく書いてあって、特に母親への尊敬とか関係については、作品の中でも確かにそうかもなぁと思うところがありました。この本もいいけど、記念館も併せて楽しむともっと楽しめると思う一冊です。
奥多摩トレックリングにて読了本交換してもらった一冊。蒼穹の昴の浅田次郎の作品だけれど、「はちゃめちゃな一冊」として紹介されていて興味を持って読んでみました。
さすがに浅田節というか、誰が書いたか隠されてもわかるくらい文章の進め方や言い回しは浅田さんの書き方がよく出ているなと思いました。
そして登場する人物たちの多岐に渡る人生の背景が不思議とひとつのツアーを共にすることで共通点が見いだされていくことに、なんとなく共感を覚えました。
一見なんの関係のない人たちとも、思いがけないつながりってあるもので、探そうとしてないだけなんですよね。「短所は見つかるもの、長所は見つけるもの」っていう言葉を思い出した一冊でした。
上巻がとても良かったので、下巻も早速読んでみました。バラバラだったツアー客と、その地にいる人たちと、歴史上の人物が、共通項や似た立ち位置に立つことで少しずつ近づいていく。そのスピード感とストーリーの自然さがとても心地よかったです。
さらに、人は失敗した数だけ、失ったものの大きさの分だけ大きくなれるというか、決して無駄な経験などないと思わせてくれる前向きなメッセージが伝わってきました。後ろ向きな思いで参加したことでも、行ってみれば新しいことが見つかるかもしれない。失敗してもいいから動いてみる、動き続けてみるということの大切さを改めて感じた一冊でした。

今回はリピータのみなさんが、この奥トレで交換して読み終えた本を持ってきてくれたりで、回数を重ねて楽しみもだんだん広がっているなぁと、耳をすませば的な広がりも確かに裾野が広がってるなと感じた時間でもありました。うーん、やっぱりこういう時間も大切ですな。^^

また僕も交換してもらった本を読んで持ってきたいと思います☆

そしてごめんなさい写真忘れました。笑。

そんなこんなでゆっくり過ごした倉沢のヒノキも後にして、今度は下山していきます。
登るのは大変なんですけど、下るのはあっという間でしたね~。

戻ってまいりました。

紅葉がまぶしい^^

◆いよいよ日原鍾乳洞!

そしてさらに日原方面を奥へ奥へとサイクリングで進んで、、到着したのは日原鍾乳洞!
いや~着いた着いたぁ!途中で元気さんの自転車ダケ電池が切れてしまったのですが、そこは現役の空手道場長・元気さん、余裕で登ってみせてくれたのでした。

来たぞ鍾乳洞!

入り口はこんな感じ。

橋を~渡って~♪

いよいよ鍾乳洞の中へ。
鍾乳洞の中は年間を通じて11℃。
結構寒いと思いきや、実は外の気温もこの辺は冷えてきてるのでそんなに変わりませんでした。みんな防寒してくれてたので、全然問題なかったですね。^^

三途の川はこちらです~。

探検探検。

三途の川の下見。

縁結びの神様がいました。

天井にはびっしりと一円玉が。

鍾乳洞の中はいろんな音色が聞こえる水琴窟や、岩窟王がいそうなトンネルや、ありえないほど大きな空間があったり、心を折られそうな階段が続いたり、、さすがは関東随一の大きさを誇る鍾乳洞。さすがのスケールでした。

帰還しての一安心の面々。晴れ晴れ~☆



◆帰り道のアクシデント

そして鍾乳洞から帰還した15:00頃、もう若干ですが日が傾きだしてました。
やっぱり日が落ちるのが早くなってきてるみたいですね、寒くなる前に帰りましょ~ってことで、ここからは帰り道です。

紅葉を楽しみながらの帰り道。

そして、日原から奥多摩への帰り道。ここが今日一番のサイクリングロードです。
なにせ、標高にして300mほど登ってきた11kmが全て下り坂っていうロングクルーズが楽しめちゃうわけです。こいつはヤバい!

「うっひゃー!」
「気~持ちい~!」
「最高だわ~!」

っと歓声が自然と上がる上がる。^^
やっぱ気持ちいいと人間自然と声も出ますね。

…ただ、自分が気持ちよくなるのはいいのですが、周りの人への影響も少しは考えたいところ。
この帰り道で、ちょっとした事故がありました。

僕らが降りてた後からロードバイクの大群がすごいスピードで一気に降りてきて、そのスピードにびっくりしてしまった参加者が1名、バランスを崩して転んでしまいました。
幸い少し休んで自転車には乗れるくらいには回復したので帰ってこれたものの、下手をすれば大事故です。
自転車で頑張って登った分、自分が満足できるスピードで気持ち良く降りたいという気持ちもわかりますが、周りでサイクリングを楽しんでる人がみんな自分たちと同じくらい自転車に乗りなれているわけでもないし、そういう人にとって猛スピードで追い抜いていく自転車はやっぱり恐怖の対象となり得る、ということも気にしてもらえたらな、とも思いました。

そしてそこからはブレーキもかけながら、重力に乗って奥多摩駅までほとんどこがずに降りてきて自転車を返却します。
うーん、アクシデントはあったものの、みんなの満足そうな表情は嬉しかったですね。
今日は本当に気持ちいいサイクリングになりましたとさ。

◆温泉とビールと。

そして、自転車を返したあとは温泉です。
奥多摩駅といえばもえぎの湯は有名ですが、僕らは秘かに入れる「麻葉の湯」へGOGO☆
ここは、奥多摩駅徒歩7分の窓から渓流を見下ろせるステキな温泉なのです。

そしてここで汗を流して冷えた体をあっためて、のんびり奥多摩駅の近くでお酒を飲んでいこう、ということで三本杉の下の焼き鳥屋、尊氏へ。
ここはトレックリングのスタッフもおすすめの、絶品焼き鳥が食べられます。
地元に愛されて30年、いまや立川にも店舗を構える地域の自慢の焼き鳥屋だそうです。

ちょうどお客さんとして来ていた「毒キノコの会(←新種を求めてキノコを食べまくる会らしいw)」のおっちゃんたちとも意気投合して一緒に乾杯して、みんなで焼き鳥を焼くおやっさんに「おいしーなー」「最高だ~」「おっちゃんありがとう~」っておだててみても「決してマケねーよ?」って言われてしまったり(それでもめちゃくちゃ安かったし「明日休みだから」って作り置きしてたお新香出してくれたり)、そのおやっさんたちが取ってきた食べられるキノコをホイル焼きにしてもらったり、途中でトレックリングのお店の人たちも合流してみんなでワイワイ。なんか奥多摩ファミリーの懐の深さを感じた夜になりました。^^

いやぁ、めちゃくちゃ笑ったなぁ~。
いい感じw

奥多摩の銘酒・澤乃井で乾杯☆

Don't think, Feel 奥多摩!!

やっぱり、奥多摩最高です!
今日もありがとうございました~!!

◆参加者アンケートより抜粋◆
 
―参加してよかったこと、満足できた点を教えてください
 
「キャンプの時以外で初めて違うコースを体験、とても新鮮で良かったです!今回はサイクリング+トレッキングでまさにトレックリング!という感じで、それも良かったです!(相変わらず登りに弱くてスミマセン)」
 
「興味はあったものの、もともとアウトドアな人間ではないので、自分が参加することで、みんなの足をひっぱったらどうしよーか、などと気になってたのですが、初心者でも気軽に参加できるように、だいぶ敷居を低くしてもらえたおかげで、安心して参加するコトができました。」
 
「自然を満喫できたこと、本の交換により初対面の方の人柄に触れやすかったこと。」
 
「奥多摩という身近な自然の中でリラックスできました。いつも、山に行った後は顔が元気になり、そして声が大きく(元気よく)なるのは山からエネルギーをもらっているんだなと思います。」
 
「お陰で 自転車が大好きになりました。本当にありがとうございました。」
 
「a.きじに久しぶり会えたこと
 b.参加者の皆さんが良い人だったこと
 c.紅葉が綺麗だったこと
 d.他にもあるけど、書ききれないです!」
 
「皆さんと楽しく一日トレックリングができて、温泉に行ったり、美味しい焼鳥屋で飲めたこと。初めて電動自転車に乗れたこと。」
 
◆◆