2014年6月28日土曜日

奥多摩トレックリング#30イベントレポート!


少し時間が経ってしまいましたが、奥多摩トレックリング#30のレポートをしていきたいと思います。
記念すべき通算30回目の奥トレは、「東京の屋久島」海沢へ!

早いものでもう30回目なんですね~。
最近はすっかり”奥トレ”という名称も定着してきた感じで、嬉しいです。
それもこれも、一緒に楽しんでくれるみんながいてこそ!自然の中でのサイクリングを楽しいと思ってくれる人たちに恵まれているのは、自分自身もリラックスして過ごすことができて、とても気持ちよく思ってます。ありがとうございます。まだまだ、40回、50回と楽しんでいきましょう!

てことで、早速今回のイベントレポート行ってみたいと思います。

■奥多摩駅で自転車を借りる!


集合はいつもの通りの10:30に奥多摩駅。
この日はとっても晴れていて、6月の梅雨の合間に気持ちよくさわやかな日差しと風に恵まれました☆^^
よかったよかった。

今日も来ました奥多摩駅

集合したら、早速奥多摩駅徒歩1分のレンタサイクル「trekkling」へGOGO♪
さすがに晴れ渡る天気の日だけあって、自転車は全台借りられてしまってました。自転車予約しといて良かった~。お店も順調に認知されてきているみたいですね。

※レンタサイクルを使おうと考えている方は、必ず事前予約して訪ねた方がいいですよ。直近の自転車の空き状況はこちらで確認できます。

今回、僕たちの行く海沢はかなりヘビーな坂道が続くコースになるので、僕らは無理せず電動自転車を選択して、簡単な自転車講習を受けて、いざ出発!

行ってきまーす!
■まずは腹ごしらえ!

自転車を借りてまず向かった先は、駅から歩ける蕎麦太郎カフェ

この季節に緑に囲まれて眼下には川のせせらぎ。目と耳にやさしい場所で食べるお店の名物・麦切りは最高ですね!^^

晴れた日は外で食べたい!

料理を待ってる間に改めて自己紹介。
自己紹介は、最近おもしろいなーと思ってる「カタルタ」というトランプを引きながら、やってみました。^^
自己紹介をしている中で引いたカードに書かれた接続詞で、即興で次の文をつくっての自己紹介。普段聞けない話が出てきたり、ちょっと新鮮でしたw

自己紹介しながら次をめくる
”いつのまにか”、夢中になってました。とか
今回、お昼をここにしたのは、実は2人は面識なかったものの、去年この蕎麦太郎カフェ併設の「氷川国際キャンプ場」でBBQしたときに来てくれていた2人だったので(この時)、久しぶりに訪ねてみるのもいいのかなと思って選んでみました。^^
気に入ってもらえたみたいで良かった~。

と話が弾んでいると、お。料理ができたみたい。

麦切りいただきました!
この蕎麦太郎カフェはほんとにオススメです。料理もおいしいし、カフェなのにコーヒーが無料だし。
電源借りれるしWiFi飛んでるし、1人で仕事したりするにも本当にいい環境だなーと思います。
よかったら奥多摩来た際にはぜひ訪ねてみてください。

■いよいよ「東京の屋久島」へ!

さて、腹ごしらえも済んだところでいよいよ海沢へ向けて出発です。
去年は土砂崩れがあって通れなくなっていた道、2年ぶりで個人的にも楽しみ。^^
電動なので、坂道もスイスイ。余裕で進んでいきます。

川沿い涼しい~
ちょいちょい休憩もしつつ
苔に覆われた欄干。トンネルの向こうの緑もキレイ
だんだん岩も緑になってきた

ベース地到着。一息
海沢のトレッキングコースに到着。
いよいよここからは約2時間、沢歩きです。普通のスニーカーだと少し危ないかも。。って言うの遅かったですね、すいません。^^;

奥多摩トレックリングの”トレックリング”という名称は、もちろんお店の名前でもあるんですが、”トレッキング×サイクリング”を重ねた造語でもあって、「サイクリングもトレッキングも楽しみたい!」という思いがあります。
自転車だから見える景色もあるし、歩いてわかることもある。なので、今回みたいなどっちも楽しめる形はとっても奥トレらしいコースだなと思ってます。

さて、ではでは行ってみますか。ここからは写真でどうぞ。

道なき道をいざ
水が澄んでます
海沢3滝・三ツ釜の滝
マイナスイオン充電中
いい笑顔
どこを見ても癒やされます
つめてっ!
海沢3滝・ねじれの滝
時にはロープを使ったり
海沢3滝・大滝
こんな感じで、ゆっくり癒やされながら歩いて、海沢3滝を見てきました。
最後の大滝は、2年前に来たときは滝のすぐ左わきの割れ目のところまで行けたんですが、今回は増水しててまったく渡れませんでした。

今回訪ねた大滝の滝壺。
2年前に訪ねたとき。
陸地の広さが全然違いますね。^^;
今回は無理して渡って滑るのも良くないので、滝の裏まで行くのはやめて帰ってきました。

あじさいのつぼみ?がすごいキレイでした。

野生のあじさいのつぼみ
静かなること林のごとし
いやぁ、海沢の沢歩き、やっぱりマイナスイオンたっぷりなんでしょうね。
心なしか、お肌が潤ってました。^^

帰り道の自転車は、登ってきた分ラックラク。
ほとんどペダルをこがずに降りれます。こいつは気持ちいいっすよ~!^^

海沢からの帰り道

■沢歩きを終えて

海沢から降りてきて、自転車を借りた「trekkling」のお店のすぐそば、氷川キャンプ場内にある週末限定オープンの「カフェクアラ」にちょっと寄り道。ここは、地場産の食材と湧き水で入れたコーヒーと、やさしくて涼し気なカフェです。
Cycling×Pizza cooking!」というトレックリングとコラボしてのイベントもちょいちょいやっているので、興味のある方はぜひ訪ねてみてください~☆

カフェクアラ
氷川キャンプ場に出てきました
少しぶらぶらしたのち、カフェクアラをあとにして今回は奥多摩駅で自転車を返却。
運動したあとだったので今回も駅から歩ける「もえぎの湯」で汗を流してさっぱりしました。こういう瞬間、日本人で良かった~と思いますね。^^

温泉でさっぱり
温泉を出たあとは、今日はそのまま解散となりました。
2年ぶりの海沢は、緑の景色の中でマイナスイオンをたっぷり浴びて本当に気持ちよく、温泉も入ってすっかり心身ともにリフレッシュした感じ。

またぜひ行きたいと思います☆
今回ご一緒できなかったみなさん、今度はぜひ一緒に行きましょ~!

おつかれさまでした!!


◆参加者アンケートより抜粋◆

―参加してよかったこと、満足できた点を教えてください

「ありがとうございます。とても楽しかったです。中央線沿線飲み会も企画お待ちしております!!!!」

「久しぶりの奥多摩、めっちゃ満喫できて、ほんとーーに楽しかった。海沢また絶対行きたい。噂に違わぬ屋久島っぷり。旅先で色んな滝を見てきたけど、こんなに水量たっぷりなの久しぶりに見たよー。」

◆奥トレ統計◆

  • 通算参加人数(奥多摩):173人
    • 内リピータ 78人、リピータ率 45%!驚異のリピータ率40%超!
    • 男性 72人/女性 101人、祝☆女性100名達成!
  • 通算参加人数(全体):254人
    • 内リピータ 138人、奇跡のリピータ率 54%!
    • 飲み会は歴代参加者大集合!^^
    • 男性 108人/女性 146人、こちらも女性の参加率高しですな。
  • 最年少参加者:20歳!~最年長参加者:53歳!
    • しっかり世代間を埋める活動になってるかなと。^^
  • 晴天率:80%!(晴24回/全30回)
    • 大体晴れるから、安心して参加してもらって大丈夫です。^^
  • 総走行距離:629.7km
    • 600km超えました!東京から北は岩手、西なら兵庫くらい。
  • 平均走行距離:25.2km!(総走行距離629.7km / 実施25回)
    • 距離的には初心者サイクリング向きですね。
  • 遠距離参加者:千葉は船橋、神奈川は湘南から。
    • 休みを合わせて宮城県からの参加者も!
  • 自転車最大ブランク:中学2年以来乗ってません!
    • ゆっくり馴らしながらなのでそんな人でも大丈夫でした~!^^
◆今後の奥トレ予定◆

今後の奥トレは、以下を予定しています。
7/21(祝) 海沢散策!(またまた海沢へ!次回は河辺まで降ります)
8/9(土) 日原鍾乳洞探検&奥多摩花火大会!

参加申し込みは、こちらからお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/0439267f209122
☆いずれも定員8名なので申し込みはお早めに!

また、それ以降の奥トレの予定や最新情報は奥トレMLにて発信しているので、
興味のある方はよかったら登録をお願いします。(6/28現在登録数:74名)

↓奥トレMLへの参加フォーム↓



◆◆

<今日走ったコース(地図をクリックするとアニメーションで見れます)>



2014年6月12日木曜日

本「奇跡を起こした村のはなし」

日本にも、こんな村があったんだと思わせてくれた1冊。同じ集中豪雨で同じ災害が起こらないように「改良復旧」させること、補助金制度を活用するための地道な努力やポイント、村役場の人たちの留学制度、これから中山間地域で取り組むべきモデルをやってみての経験知がたくさん詰まっている本だと思う。なぜ、先進的な取り組みをしている地域が国内にも外を見ればあるのに、困っている地域が出てきてしまうんだろう。もっと多くの人に知られていい地域だと思うし、奥多摩でも活かせそうなアイデアもありそうだと思いました。すでに村はなくなり胎内市となっているとのことだけど、一度、訪ねてみようかな。

2014年6月11日水曜日

本「立川の歴史散歩」

著者 :
立川市教育委員会
発売日 : 1984-03
立川のことを一つ一つ知っていこうと思って、読んでみた一冊。1984年に発行され、30年経って僕の元へ来てくれた。軽く読める1冊で、立川の人が散歩がてらに持ち歩いて読んでは次の場所、読んでは次の場所、っていう読み方が楽しいだろうなと思いました。いくつか実際に見に行ってみようと思います。30年経った今も同じ場所にあるんだろうか。

本「立川のむかし話」

こちらも立川本。知らなかった立川の話がいくつも載っていて、おもしろく読めました。矢川の弁財天は、箕輪城の鬼門除けだったのか。印象的だったのは、あと書きにも書いてあったけど、立川に口頭伝承によるむかし話が少ないこと、そしてすでに1970年代でもテレビの普及による影響で、むかし話を見つけて編集するのに難しさが表れているっていうことでした。2010年代の今、こういった話を年長者の人たちから集めても、地域独自の話にはならないかもしれないな。

本「若者、バカ者、よそ者」

河内長野市の地域力UP研修で市長が紹介していて、読んでみた一冊。ビジネス寄りの視点ではあるけど、組織力UPのためのイノベーションについて書かれていて、参考になる部分はいくつもありました。企業組織も地域も”ムラ”化していく中で、新しい風を受け入れる風土をいかにつくるか。中にいるならそういう動きを歓迎していけるといいし、新しく入る側になったときには積極的に提案をしたりするべきだ。ここの認識合わせはどこの組織でももっとされておくべきだと思う。それと、グリーやFacebook、GoogleのSWOT分析は読んでておもしろかったです。整理されている方が頭に入ってくるなと、見せ方の部分も参考になりました。

河内長野市研修レポート:
http://www.city.kawachinagano.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/44/25082205.pdf

本「心の持ち方」

ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 : 2004-11-30
誰かにオススメされていて、読んでみた1冊。気軽に読めて、日頃から大切にしてみると心が軽くなりそうな習慣や考え方が散りばめられていて、いいと思いました。ただ、内容としては他の本にも書いてあることが多かったと思うので、いろんな本を読んでいる人は繰り返しに思うページが多いのではと思いました。

本「的を射る言葉」

すごく短い言葉が散りばめられていて、すぐに読めるのに「そうそう」と思うことが他の本と同じくらいあって、楽しく読めた本でした。文章は、短くなればなるほど余韻や想像力を使って読むことになるのかも。僕は、「一つを本当に知っている人は、多分、すべてを知っている。」というのが「確かにそうなんだよな~」とか思いました。

本「4千万本の木を植えた男が残す言葉」

愛知県長久手市のゴジカラ村を視察させてもらったときに、「この森は宮脇昭さんと一緒に植樹したんです」って教えてもらって、その森がとてもイキイキしていたので興味を持って調べて、読んでみた1冊。奥トレでも植樹をしたいと思っていたところに、渡りに船の1冊となりました。森に関する深い洞察と知識、植樹を続けながら仲間と経験知を増やしてきたその行動力。すごい人がいた、と思いました。いろんな人に読むのをぜひオススメしたい1冊であると共に、僕は植樹祭に行ってみたい。自分の植えた木が、どうなっていくかを楽しみに暮らしていける、そんな風に奥トレもできるんじゃないだろうかと思った1冊でした。

2014年6月7日土曜日

本「アンケートの作り方・活かし方」

アンケートについて思うところあり、情報収集のために読んでみた1冊。一般論を表面的にという感じでしたが、「ここは使えるかも」という部分もあって、早速活かしていこうかと思います。アンケートが全てではないものの、やっぱり自分だけで考えているよりもおもしろいものになると思うし、客観的な評価は周りの人に伝えやすい。もっと活用できるといいと思いました。ただ、アンケートのことでもっと実用的な情報が欲しければ、僕は数年前に読んだ神田さんの「口コミ伝染病」をオススメします。この本よりは、そっちを読むほうがいいと思いました。個人的に。

僕の当時の「口コミ伝染病」の書評。
http://kijimasashi.blogspot.jp/2010/05/1024.html

2014年6月6日金曜日

本「その幸運は偶然ではないんです!」

「プランドハプンスタンスを学ぶなら、この本は読んでおかないと」と紹介されて読んだ1冊。確かに読みやすく、こういう考え方っていいなと思うケースがたくさん書かれていて参考になりました。
そして、自分もこれまで都度都度、自分の進みたい方向はこっちだなと思ったら、過去にやってきたことや投資した額なんかにはあまり固執せずに進んできたことについて背中を押してもらえた気がしました。

本「朽ちるインフラ」

公共投資に無理がある状況ということは話には聞いていたけど、実際に自分でも事態の深刻さとその対策を押さえていく必要があると思って読んでみた1冊。公共施設の維持管理、古民家や古い建物がいいと言う人も増えたりしているけど、耐用年数を越えた建物やインフラを使い続けることのリスクはどこまで考えられているだろう。そして、スケルトン・インフィルによって機能を落とさず施設を統合することはかなりのメリットが期待できるのかなと思いました。
それと、この本の中でのインフラは主に建物や橋梁、上下水道というものだったけど、電線や電話線、通信回線についても社会インフラとしてあるべき姿は知っていかないといけないかなと思いました。いずれにしても、「推測するな、計測せよ」が大切ですね。

2014年6月3日火曜日

本「マイケル・ジョーダン ラストダンス」

鳥取県大山町にて、あるデザイナーさんに見せてもらった作品集に、マイケル・ジョーダンモチーフの作品があって話が盛り上がって、改めて読んでみた一冊。ジョーダンが復帰してからのブルズの3連覇の最後のシーズンを、そのプロ意識と共に振り返って、まんまと「現役中に一度でいいから見ておきたかった」と思わされてしまいました。情熱を傾けるその姿勢に、学ぶものは多いなと思いました。

本「巧みな質問ができる人できない人」

誰かに「いい本だった」と紹介されて、読んでみた一冊。確かに、何かを教えるときに全ては教えずに、聞かれたら答えるっていうスタンスの人が増えてきた感じがする中で、自分の知りたいことを相手からどうやって引き出していくのかはとても大事だと思いました。特に、発した質問でその人の知識や準備の度合いが伝わってしまうっていう点は共感もしながら、自分ももっともっと準備の部分を意識していかないとなと思った1冊でした。

本「天下人の失敗学」

先日の奥トレ#29で交換してもらった1冊。信長、秀吉、家康の他に光秀も加えた4人の天下人のタイプ別に、歴史をたどりながら良かった点と弱点になってしまった部分を説明していて、それぞれのタイプが苦手な領域をどう克服していたかについては、学ぶべき点がありました。歴史をまんま学ぶのでなく、その行動の意味合いとかもっとこうしたらという点が書かれているのは、自分の評価と照らし合わせながら読めるっていう点でおもしろいですね。