2017年2月13日月曜日

探訪記:家具の博物館

東京富士美術館をあとにして、次に向かったのはこちら。
中神駅の近く、フランスベッド株式会社の敷地内にある「家具の博物館」。



以前、フランスベッドさんは仕事で間接的に関わることがあったので、この「家具の博物館」の存在を知って「いつか訪ねてみたいなぁ」と思ったのはもう数年前。ようやく、訪ねることができました。(来ようと思えばすぐに来れたのに、自分が来なかっただけだよなぁとここでも反省)

ここの展示は年代物の家具がたくさん展示されていて、それについて縁起のいい飾り物に込められた願いや意味の解説だったり使われている木組みを実際に組んでみる体験ができたり、「暮らしの中でかつては普通に知っていたけど今は知ってる人が減ってしまったこと」を切り口としてひとつひとつの家具の価値を伝えていて、そのアプローチに個人的に好感を持ちました。
まるでおじいちゃんに教わっている孫の感覚というか。そうだそれこそ、おじいちゃんと孫で訪ねたなら、家具をきっかけに思い出すおじいちゃんの昔話や当時の地域のこととか、話してあげられることがたくさん思い起こされそうな場所でしたね。

「そんなみなさんの生活とともに、私たちは年月を重ねてきたんですよ」と、そんなあったかいメッセージも展示の中に感じる博物館でしたとさ。
うん。訪ねてみてはじめてわかることってありますね。次はどこへ行ってみようかな。

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